DRM化(コピーガード)
DRMとは
DRM(Digital Rights Management)は、動画コンテンツの不正コピーや無断配布を抑止するための保護技術です。 再生時にライセンス認証を行い、許可された環境でのみ復号して再生します。
Filmaにおける「許可された環境」とは、Filmaの再生ページ・再生API経由で、 有効な認証情報(会員セッションやJWT付きURLなど)を使って再生している状態を指します。
Filmaでは、DRMは「配信時の保護」を目的として利用します。 そのため、ストリーミング再生のみが対象で、ダウンロードファイルは対象外です。
対応するDRM方式
FilmaのライセンスAPIは、次の3方式に対応しています。
- Widevine
- FairPlay(FPS)
- PlayReady
実際に利用される方式は、視聴者のOS、ブラウザ、端末、プレイヤー構成によって異なります。すべての端末で同じ方式を使うわけではありません。
DRMで保護できる範囲
DRMは、暗号化されたストリーミング動画を、正しいライセンスを取得した環境だけで復号・再生できるようにします。動画ファイルの直接取得や、そのままの再配布を難しくするための仕組みです。
ただし、次の行為を完全に防ぐものではありません。
- OSや外部機器による画面撮影・録画
- 正規ユーザーによる認証情報の共有
- 再生中の画面を別のカメラで撮影する行為
会員認証、JWTの有効期限、同時視聴制御、公開期限などと組み合わせて運用してください。
重要: 一度DRM化したファイルは、同じファイルのままDRMなしへ戻せません。DRMなしで配信する必要がある場合は、元動画からDRMなしのファイルを改めて用意してください。
画面URL
- ファイル一覧:
/filmaadmin/file - ファイル詳細:
/filmaadmin/file/detail/:file_id - アップロード:
/filmaadmin/file/upload/:folder_id
アップロード時にDRM化する
- アップロード画面でファイルを選択
- 「DRM化する」にチェック
- 「アップロード」を押下
アップロード完了後、DRM付きのエンコードタスクが登録されます。
既存ファイルをDRM化する
- ファイル詳細
/filmaadmin/file/detail/:file_idを開く - 「操作」カードの DRM化する をクリック
- 確認画面で内容を確認し、実行
DRM化対象: - 親メディアファイル - エンコード済みの派生メディア
表示と確認ポイント
- ファイル一覧/詳細の DRM 欄に「DRMあり」バッジが表示されます
- 「メディアファイル情報」の ダウンロード には注意書きが表示されます (DRMはダウンロードに適用されません)
- 「ファイル処理状況」に DRM の進行状況が表示されます
DRM化できないケース
以下の場合はボタンが表示されない、または実行できません:
- すでにDRM化済み
- エンコード処理中
- ファイル処理が失敗している
プラン変更時の注意
DRM付き動画はProプランを前提とします。ProからStandardへ変更するとDRM付き動画を再生できなくなるため、原則としてダウングレードできません。StandardからProへ変更し、既存動画へDRMを付ける場合は再エンコードが必要です。